人権学習 部落差別問題について
- 公開日
- 2020/02/05
- 更新日
- 2020/02/05
73期生
3年生では、人権学習として部落差別問題について考える授業を行いました。
プリントやDVDを通して、我孫子地域の歴史やまちづくりについて、そして実際に起こった差別の悲しさについて知りました。
また、あさか会の山本周平さんにお越しいただき、講演していただきました。
江戸時代に大和川の付け替え工事があり、大和川が今の場所に流れるようになってから、水をくみ上げる仕事に「えた」や「ひにん」と呼ばれた人たちが就いたこと。
戦後、浅香地区は「陸の孤島」と呼ばれたこと。
様々な運動をし、現在の緑あふれる、住民に必要な施設がたくさんある町になったこと。
正しい知識がないところから差別が始まってしまうということ。
差別はいけないとわかっていても自分の中には「芽」があるかもしれない、それにどう向き合うかが大切だということ…。
3年生たちは真剣なまなざしで聞いていました。
中学校での人権学習のまとめとして、様々なことを感じ取ったことでしょう。
よく学び、よりよく判断し、正しく表現できる大人になってほしいと思います。