学校日記

全校集会 12月8日 (1)

公開日
2014/12/08
更新日
2014/12/08

式・集会

 2週間ぶりの全校集会
 マイクが寒さに負けたのか、
放送施設を使えませんでした。
 寒さに負けず、グラウンドで、
地声での全校集会。
 まず、校長先生のお話です。

 みなさんおはようございます。
寒さも一段と厳しくなってきました。
期末テストも終わり、一息ついた事と思います。
 さて、12月3日は、国際障がい者デーでした。
そして、3日から9日までが障がい者週間です。
 また、1948年12月10日の国連総会で
「世界人権宣言」が採択されたことを記念して、
「毎年12月10日は人権デーです。」
それを受けてわが国でも、
12月4日から10日までの一週間を
「人権週間」と定め、人権意識の高揚を
呼びかけています。
 さて、障がいには「見える障がい」と
「見えない障がい」があります。
車椅子に乗った方が校区内で電車のホームで、
苦労されている姿を見かけることも多いと思います。
いかに街の中には、通行を邪魔するものが
数多くあるかが分かると思います。
これは見える障がいです。
ほかにも、白い杖や盲導犬に導かれている人もいます。
 障がいはそれだけではありません。
知的障がい・情緒障がい・自閉症・多動傾向など、
さまざまな個性を持っている人がいます。
これらの人は、外見的には、健常者と変わりませんが、
強いこだわりや感受性を持っています。
 先生は、それを個性と思っています。
しかし、それらを人はなかなか受け入れてもらえません。
気持ちが悪いとか、嫌な顔をして避けて行く等、
人様々です。
 本校は人にやさしい学校を目標にしています。
そして、一人ひとりの生徒の中に、
やさしさが生まれていると思っています。
世の中全体が、もう少し、障がいをもつ人を
理解できたら良いのになあと思っています。
 住吉中の生徒に、本当のやさしさを
持って欲しいと思っています。
個性の違いを認め合い、思いやりの心と、
やさしさを大切にして欲しいと思っています。
 私たちのまわりにある虐待や、「いじめ」など、
人権を無視した行為や、嫌がらせを、許してはいけません。
人権を守るには、みんなの力が必要です。
もし仲間が、いじめや暴力・仲間はずれなどの
行為を受けていれば、すぐに知らせて欲しいと思います。
 みなさんと一緒に力をあわせて、
人にやさしい学校、仲間を作りましょう。
 他人事とは思わず、一人ひとりが
この機会に考えて行動してください。