今年度最後の行事修了式は、
講堂で行いました。
　玉置先生の司会のもと
校長先生からのお話です。

みなさんおはようございます。
１１日に卒業式を終え、本日の修了式は、
みなさんと現在の教職員のみなさんと
一堂に会す最後の場面です。
　みなさんは、今年度あらゆる行事に
真剣に取り組み、素晴らしい成果を
あげてくれました。
　文化祭・体育大会・水泳大会・球技大会等、
どの場面においても全力で取り組んでいる
君たちがいました。
君たちの何事にも全力で取り組む姿勢は、
素晴らしいと思います。
　しかし、君たちが気持ちよく、
スムーズに活動できるようにと、
先生方が裏方で活躍されてこその成功です。
感謝の気持ちも忘れないでください。
　実は、ついこの間地域の方から電話を頂きました。
内容は、１年生の小川陽丈（あきひろ）君と
田中秀和（ひでかず）君を褒めてあげてほしい
とのお話でした。
２人は、ご近所のお宅の前に挟まって落ちていた
１０００円札を見つけ、そのお宅に届けました。
その１０００円は、寸前に宅配業者の方が
落とされたものでした。
感動したご近所の方が、さらにご近所に話され、
それを聞かれた方が、学校に連絡をくれたのです。
先生は非常にうれしく
そして誇らしい気持ちになりました。
いつも表彰状の授与の時にもお話しますが、
賞状を頂いた人は当然ですが、
みなさん一人一人が誇りに思えることなのだと。
　このお話も、同じことが言えると思います。
一人の善い行いが、全体の評価になり
自分自身にも帰ってきます。
善行を積んでほしいと思います。
　さて、４月からみなさんは、新しい学年に進級します。
たくさんの行事が君達を待っています。
先輩と同じではなく、君たち色に
住吉中学校をつくって行きましょう。
期待しています。
　２年生はあと１年を残すのみとなりました。
学校の中心として自らの学校をつくってください。
この一年でやり残したこと、やりたいことを
整理して新学年に望みましょう。
　１年生も同様に後期からは、学校の中心になります。
勉強・生徒会活動・部活動に納得できる行動をしてください。
　大切な時間を浪費しないよう、
今年一年を反省し悔いの残らない一年になるよう
みんなで頑張りましょう。
　最後に3月は、別れと出会いの季節です。
転校する友達・転出される先生もいらっしゃいます。
また、新たに来る友達・先生もいらっしゃいます。
別れは、新たな出会いでもあります。
今はすぐ過去になってしまいます。
この時この時を大切に、後悔の無い瞬間を
過ごしてください。
一瞬懸命です。終わります。

とのお話でした。