全校集会
- 公開日
- 2018/05/17
- 更新日
- 2018/05/17
学校日記
16日の全校集会では、3年生が修学旅行で行った平和宣言を改めて発表しました。1、2年生に発信することで、学校全体で平和について考える機会になりました。
平和宣言
愛する家族の幸せを心から願い、そして、美しいこの国の山や河を、尊い命を懸け守っていただいた方々がこの地に多く眠っておられます。
また、73年前に終戦を迎えた太平洋戦争では、何千万人という多くの人々が亡くなりました。
残された家族は戦争の記憶にとても苦しめられたと聞きます。
このように、戦争は、人と人との命の奪い合いです。戦争が始まると、罪のない多くの人々の尊い命が奪われ、たくさんの人が悲しみます。
どうして何の罪もない人々が、死ななければならないのでしょうか。
「平和への第一歩は、まずは身近な平和から。」だと思います。
身近な平和。
日本は今、戦争はしていませんが、国内のどこかで毎日、心の痛む事件が起こっています。
いじめによる自殺や殺人。親が子どもを殺したり、子どもが親を殺したり。
ニュースにはならなくても、もっと身近に心を痛めている人がいないでしょうか。
問いかけてみてください。
身近な人の心を、力で、言葉で、態度で、傷つけていませんか。
私たちにできること。
それは「身近な平和から」。
まずは相手の立場になって考えること。
思いやりの心をもって接すること。
友達ともっと仲良くすること。
「ごめんね。」「ありがとう。」と言葉を交わして心をつなぐこと。心を大切に思うこと。
かけがえのない私の心と私の命であるように、目の前のあなたの心も、あなたの命も大切にしよう。そして、心豊かに今を生きよう。
私たちは、身近な平和、心の平和をつむいでいくことをここに宣言します。
平成30年5月12日
大阪市立大和川中学校