学校日記

学校司書 門野さんより

公開日
2023/10/25
更新日
2023/10/25

お知らせ

こんにちは。
学校司書の門野です。
本日図書館開館しています。
今朝、ニュース番組でAIの自動音声のニュース放送を見ました。アクセントもイントネーションも完璧なはずなのにちょっと違和感があるのです。うまく説明できないのですが言葉が頭の上を通り過ぎていく感じがするのです。
違和感といえば、紹介したいのは神戸遥真(こうべはるま)著『笹森くんのスカート』です。
いつもクラスの中心にいる爽やかイケメンの笹森くんが、夏休み明けにスカートをはいて登校してきます。バツゲーム?今話題のジェンダー的な?それとも、ただ、凉しいから?まわりに、違和感と疑問をふりまきながら、笹森くんはいつもどおりにふるまいます。そんな笹森くんを見て、クラスメートたちが自分自身のことについて考え始めます。
もう一つ紹介したいのは、
頭木弘樹(かしらぎひろき)著『自分疲れ ココロとカラダのあいだ』です。
ちょっと、前書きを見てみましょう。「「自分にとって自分がしっくりこない」「自分でいることになじめない」というような違和感を覚えたことはないだろうか?買ってきた服が、なんとなく自分に合わないような、なにか違うという感じ。」ということが書かれています。また、「ずっとずっと同じ主人公の映画を見続けているようなものだから、うんざりしてきてもおかしくない」とも書かれています。ここを読むと、本の中身がとても気になりませんか?
と話してきて、私は自分の言っていることに違和感を感じています。私、この本を今日紹介したかったのかな?AIの話しようと思っていたのに、最初にした話と紹介している本にズレがあるなと。まあ、そういう日もあるよねと、自分に優しく、ゆるゆるいくことで毎日をやりすごしています。