学校日記

図書室より

公開日
2025/04/18
更新日
2025/04/18

お知らせ

昨日学校図書館司書の門野さんがお昼の放送で話した内容です。図書館開放日には、多くの生徒が来ることを楽しみにしています。

以下お昼の放送内容

 「こんにちは。学校司書の門野です。万博始まりましたね。関西万博のテーマは、『いのち輝く未来社会のデザイン』です。ということで、今日、ご紹介する本は、『命はどうしてたいせつなの?』(汐文社)という本です。「「いただきます」「ありがとう」というたったふたつのことばで命の大切さを感じることができます。」とあとがきに書かれています。少し前に、別の学校の職員室で給食を食べていたときのことです。私が食べる前に手を合わせて「いただきます」というと、外国人の先生に、「なぜ、食べ物にむかって手を合わせて「いただきます」と言うのか?」と聞かれました。「神様に向かって手をあわせることはあるが、ものに向かって手をあわせることは日本に来て不思議なことのひとつだ」と。

 「いただきます」というもうすごく当たり前にしていることが、外からみると当たり前ではなかったりするのだと思った出来事でした。「いただきます」は、命をいただきます、作ってくださっている方々に感謝します、ほかのいきもののいのちをもらえることを感謝します、生きられることを感謝します。とたくさんの意味があると思います。また、日本では色々な場所にも物にも神様がいるということもあります。だとすると、やはり、食べ物の神様にも感謝を捧げていることになると思うのです。感謝の矢印は外国でも日本でも同じところがあると思うのです。この本もシリーズで、ほかに

『お金があればしあわせなの?』

『夢はどうしてかなわないの?』 があります。

『夢はどうしてかなわないの?』は夢のとらえ方の方向を変えてくれて、読むと勇気づけられる本です。