学校日記

先週の図書室より

公開日
2025/06/17
更新日
2025/06/17

お知らせ

先週木曜日は図書館開放日でした。以下のお昼の放送原稿です。

こんにちは。
学校司書の門野です。
梅雨に入りましたね。
私は小学校でも勤務しているのですが、この時期になると必ず読みたくなる絵本があります。
さとうわきこ作『せんたくかあちゃん』(福音館書店)です。
幼稚園や小学校で読んだことのある人も多いのではないでしょうか?
かあちゃんはせんたくが「だいのだいのだいすき」でたらいに入れてなんでもかんでもせんたくします。家中のカーテンや着るものだけでなく、子どもたちもねこもいぬもいぬの食べているソーセージも、げたやくつやかさまでもどんどんせんたくします。そして、庭いっぱい、隣の森いっぱいに張り巡らせた物干し縄に洗濯物を干しちゃいます。それを空から見ていたかみなりさまが…というお話です。
私は特に庭いっぱいに干された洗濯物のぺージと一番最後のぺージが好きです。
最後のぺージはたくましいかあちゃんの後ろ姿とかあちゃんのしびれるひと言なのです。
「よしきた まかしときい」
なんだかスカッとするのです。
『13歳からの家事のきほん46』(海竜社)という本を紹介します。13歳からと言わず大人にも役立つ情報満載の本です。
「チャプター3洗濯のきほん」では洗濯機に洗濯物を入れる前の下準備が大切で、著者は洗濯物は乾燥機派ではなくて外干し派だそうです。
「太陽の下でカラリと乾いた洗濯物の気持ちよさは、乾燥機では得られません。」と言っています。あっせんたくかあちゃんだと思いました。
目からウロコの情報の他に、この本を読む前からわかっていたことでも、めんどうでしてないこともたくさんあるなと改めて思わされます。
実は何日か前にボールペンをポケットに入れたまま洗濯しました。すごいことになりました。ポケットは必ず確かめてから洗濯しなくてはいけません。
それも、書かれていた事で、もともと知っていたことなのに!私のすることだなと思いました。
でも、染み抜き情報も載っていました。やってみます。