防災・命の授業を行いました。 〜奇跡の出会い〜
- 公開日
- 2017/01/22
- 更新日
- 2017/01/22
夢★授業
川谷さんは、被災地を訪問するうちに、「家や車などの物は、ひょっとしたらいつかまた手に入れることができるかもしれない、しかし、写真は、二度と同じものを手にすることができない、別の意味で大切なものだ」と、がれき撤去などのボランティアの傍ら、写真など、思い出の品を、修復する事を始めます。その中での奇跡のエピソードをお話しくださいました。
一つは、ある写真が紡いだ奇跡の出会いのお話し。
これは「Mrサンデー」でも取り上げられ、その動画が上映されると、子どもたちは食い入るように見つめ、すすり泣く声も・・
添付ホームページをクリック 上から2行目
「朝日新聞記事がきっかけで『Mrサンデー』にも出演」をクリックください。
実際のお話が流れます。 ぜひご覧ください。
【川谷清一氏「路上的旅人」】(↓クリックください)
http://rojyonotabibito.world.coocan.jp/
そして、もう一つ
ある日、がれきの中でカメラを見つけ、修復してみると、たくさんの児童の記念写真が。そして、デジタルカメラなので、その時間を見てみると、なんと2011年3月11日、午前11時○○分・・・大震災の3時間前に写された写真だったのです。
苦労の末、持ち主を捜して話を聞くと、小学校5年生修了時の記念の写真だったとのこと、それが縁で、その子たちの卒業式にも出席、この子たちが成人するまであと10年は、東北で頑張ろうと決めたというお話でした。
1万6,000人も亡くなった東日本大震災、その一人ひとりに、同じような、かけがえのない物語があったんだと、改めて思われるお話しでした。