本日の献立/6月7日(水)
- 公開日
- 2017/06/07
- 更新日
- 2017/06/07
17今日の給食は?
献立名 ・ビビンバ
肉炒め、チンゲンサイ、ナムル
・ツナとキムチの炒めもの
・りんご(缶詰)
・豆腐のスープ
・牛乳
栄養価 エネルギー 782kcal、たんぱく質 30.1g、脂質 21.0g
☆豆腐(とうふ)☆
豆腐の発祥は中国で、紀元前2世紀ともいわれますが、実際には、唐代中期の8世紀ごろに発明されたと考えられており、宋代(960〜1279年)の初期に書かれた「清異録(せいいろく)」に最初の記録があるそうです。日本へは奈良時代(710〜794年)に遣唐使の僧侶に伝えられたとされていますが、これも明確な記録はなく、奈良・春日大社の御供物のなかに「唐府」の名で記載されたのが初めてのようです。広く一般的に食べられるようになったのは、江戸時代になってからで、「豆腐百珍(とうふひゃくちん/1782年)」に283種類もの食べ方が書かれているようです。
基本的な製法は、水に浸した大豆を水とともに摩砕して「呉(ご)」をつくり、これをこして得られた豆乳に「苦汁(にがり)」と呼ばれる塩化マグネシウム、または硫酸カルシウムなどを凝固剤として固めます。この時の豆乳の濃度や凝固方法の違いによって、木綿、絹ごしなどの種類にわけられています。
木綿豆腐は薄めの豆乳を凝固させてくずし、孔のある型箱に木綿の布をひいて加え、圧搾して成形します。この時に布地の模様がつくことから「木綿豆腐」となりました。「絹ごし豆腐」は、濃い目の豆乳に凝固剤を加え、孔のない型箱で固め、水にさらします。絹でこすわけではありませんが、舌触りがなめらかで、舌触りが良いことから木綿にたいしてこの名が付きました。そのほか木綿と絹ごしの中間程度の濃度の豆乳を木綿豆腐と同様に固めた「ソフト豆腐」や、絹ごし程度の豆乳を密閉容器で固めた「充填豆腐」などがあります。
大豆に含まれるタンパク質の消化吸収率は、大豆として使用すると65%程度ですが、豆腐に加工すると90%以上になります。
今日の給食では、スープの具材として使用しています。