学校日記

10月23日(月)の献立

公開日
2017/10/24
更新日
2017/10/24

17今日の給食は?

献立名 ・チキンピカタ
    ・スパゲッティナポリタン
    ・きゅうりとコーンのサラダ
    ・金時豆のグラッセ
    ・だいこんのスープ
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 839kcal、たんぱく質 36.0g、脂質 23.0g 

☆金時豆(きんときまめ)☆
 金時豆は、中南米原産とされるインゲン豆の代表的な種類で、北海道で栽培されるインゲン豆のうち、およそ7割を占めています。その中でも圧倒的な生産量を占めているのが「大正金時」という品種です。これは、昭和の初期に北海道の十勝地方にある幕別村(まくべつむら/現在の幕別町)で早生・大粒の1株が発見され、これが「大正村」で多く栽培されたことからこの名がつきました。金時の名は「坂田金時(さかたのきんとき)」に由来するもので、坂田金時が赤っぽい顔をしていたということから、金時芋、金時にんじんなど赤い色をしたものによくつけられます。また、赤紫色が鮮やかなことから「赤いんげん豆」とも呼ばれています。
 インゲン豆には、蔓(つる)のあるものとないものがありますが、大正金時は蔓なしで、その種子は大きく、2cm近くあります。また、その後の品種改良で、さらに大粒の「北海金時」、「福勝(ふくまさり)」、「福良金時」、「福寿金時」などの品種がつくられるようになりました。
 金時豆は、形や味ともに優れており、煮豆だけでなく、洋風の煮込み料理や甘納豆にも使われます。栄養面では、他のインゲン豆と同じく、カルシウム、鉄などのミネラル成分や、食物繊維など、現在の食生活で不足しがちな栄養素をたっぷり含んでいます。