本日の献立/2月2日(金)
- 公開日
- 2018/02/02
- 更新日
- 2018/02/02
17今日の給食は?
献立名 ・鰯のかば焼き
・豚肉とさといもの煮もの
・カリフラワーの柚子の香あえ
・福々豆
・はくさいのすまし汁
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 792kcal、たんぱく質 31.2g、脂質 21.1g
☆節分(せつぶん)☆
今年は2月3日が「節分」となります。節分は本来、季節の変わり目を意味するもので、「立春(りっしゅん)」、「立夏(りっか)」、「立秋(りっしゅう)」、「立冬(りっとう)」の前日のことを言います。したがって、1年間に4回あり、季節の変わり目には鬼(邪気/じゃき)が生じると考えられ、それを払う行事が行われてきたようです。とくに立春の前日には、豆まきだけでなく、鰯(いわし)の頭を柊(ひいらぎ)の枝に刺して戸口に立てるなどの習慣が昔からあり、それが続けられてきました。ここで「鬼(邪気)」というのは、災難や病気などをあらわすもので、そういったことを追い払い、家族の健康や幸福を願うということになります。
鰯を使う習慣については、「土佐日記(935年ごろ)」によると、平安時代ではボラを使っていたようですが、これがいつの間にかイワシに変化していったようです。そして、イワシを焼くにおいと、ヒイラギのとげが鬼の目を刺すといったことから魔除けにつながっているようです。
この行事で使われてきたイワシや大豆は、どちらも栄養価の高い食品であり、子どもの成長や家族の健康には欠かせない栄養素や成分がたっぷり含まれた食品です。そして、これらを豆まきや飾りで使うだけでなく、料理としても使用しており、昔から食事の面からも健康を意識した行事あるといえるのではないかと考えられます。
今日は前日となりますが、給食では節分の献立として、「イワシのかば焼き」と、大豆にシロップときな粉ををまぶして手づくりで味付けした「福々豆(ふくふくまめ)」を献立に取り入れています。
☆2/5(月)は、ビーフシチューがありますので、スプーンがあった方が食べやすいと思います。