学校日記

本日の献立/2月5日(月)

公開日
2018/02/05
更新日
2018/02/05

17今日の給食は?

献立名 ・ビーフシチュー、ブロッコリー
    ・サーモンチーズフライ
    ・きゅうりのサラダ
    ・りんご
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 911kcal、たんぱく質 30.5g、脂質 28.8g

☆栄養素について「ビタミンD、E、K」☆
〈ビタミンD〉 ビタミンDは、カルシウムの吸収率を高めるとともに、吸収されたカルシウムか骨として形成されるのを助ける働きがあります。また、最近では、筋肉量や筋肉の維持にも重要であることがわかってきています。
 現在の私たちの食事では魚が主な供給源となります。以前はシイタケを天日干しすることでビタミンDが合成されるため、干しシイタケもその供給源とされていましたが、今では機械で乾燥するため、ビタミンDはあまり含まれなくなりました。また、体内でも日光に当たることで、紫外線の働きによって皮膚で合成されます。
ただ、近年では魚の利用が減ったことと、過度の紫外線対策により、とくに女性ではビタミンD不足が起こっているのではないかといわれています。
〈ビタミンE〉 ビタミンEは、A、Cとともに抗酸化作用のあるビタミンです。よく老化を防ぐといわれ、老化の要因の一つとなる細胞膜などの酸化を抑制することから「若返りのビタミン」ともいわれています。ただ、ビタミンEだけで老化防止できるわけではなく、たんぱく質や他の栄養素すべてが必要になります。また、ビタミンEは、いろいろな油脂に含まれており普通に食事をしていれば、不足することも、過剰摂取の心配もありません。老化防止を考えるには、バランスの取れた食事をすることと、適度な運動、十分な睡眠で体調を整えることが重要です。
〈ビタミンK〉 ビタミンKは、おもに血液の凝固にかかわるビタミンで、不足すると出血時に血液が固まりにくくなります。また、骨にカルシウムが沈着するのを助ける作用もあり、スポーツ選手などで、骨折予防にビタミンKを多くとる食事をしている方も多いようです。食品からの供給源としては、納豆や緑黄色野菜となり、とくに納豆には多く含まれています。しかし、大豆にはあまり多く含まれず、発酵することにより作り出されています。また、腸内細菌によっても合成もされますので、普通の食事をしていれば、不足することはありません。新生児の場合、腸内環境が整っておらず、ビタミンKの合成ができないため、生まれてすぐビタミンKのシロップを服用し、粉ミルクにもビタミンKが添加されています。不足しないようにするには、食品からの摂取とともに腸内環境を整えることも重要です。