本日の献立/4月16日(月)
- 公開日
- 2018/04/16
- 更新日
- 2018/04/16
今日の給食は?
献立名 ・豚肉のしょうが焼き
・赤平天とこんにゃくの煮もの
・切り干しだいこんの炒め煮
・はくさいのおひたし
・麩とわかめのすまし汁
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 775kcal、たんぱく質 31.4g、脂質 18.3g
☆切り干しだいこん☆
切り干しだいこんは、生のダイコンを裁断機などで細く切り、天日で乾燥させたものです。関西では「千切りだいこん」とも呼びます。乾燥させることで、保存性が高まるだけでなく、独特の風味や食感が生まれ、日本料理の食材として、古くから親しまれてきました。主産地は、宮崎県で、11月中旬ごろから冬の間につくられます。
健康的な食品としてとりあげられ、乾燥させることで栄養価がアップするというような表現がよく見られます。確かに成分表の上では、生のものとの比較をすると、カルシウムは約22倍、鉄や食物繊維は約16倍になっています。しかし、これはそれぞれ100g中の成分量をあらわしたもので、乾燥により栄養素の量が増えたというわけではなく、乾燥により水分などが減ったため、同じ重量で比べた場合、それ以外の成分の割合が増えているのです。また、乾燥したまま生のダイコンと同じ重量分を食べるというのは、至難の業であり、通常は水で戻して食べますので、実際には20倍もの栄養がとれるというものではありません。とはいうものの水で戻しても完全に元の状態に戻るわけではありませんので、料理として食べる場合、カルシウムや鉄、食物繊維などは、生を使った場合よりも多くとることができ、煮ものなどでは、2〜3倍、炒め物で3〜4倍程度とることができます。ということから、やはり栄養価の高い食品であるということには、まちがいはありません。ただし、ビタミンB群など水溶性の栄養素は、生のものより減ってしまいます。
今日の給食では、定番の炒め煮にしています。