学校日記

本日の献立/6月5日(火)

公開日
2018/06/05
更新日
2018/06/05

今日の給食は?

献立名 ・ひじきの厚焼き卵
    ・豚肉と野菜の煮もの
    ・切り干し大根の炒め煮
    ・きゅうりの甘酢漬け
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 754kcal、たんぱく質 30.9g、脂質 19.2g

☆赤平天(あかひらてん)☆
 赤平天は、魚肉練り製品の「かまぼこ」のうち、「揚げかまぼこ」と分類され、発祥地とされる鹿児島では「つけ揚げ」、関西では「てんぷら」、関東や東北では「さつま揚げ」などと呼ばれます。つけ揚げの歴史は、江戸時代にさかのぼり、アメリカから帰国した「ジョン万次郎」を保護したといわれる薩摩藩28代当主「島津斉彬(しまづなりあきら/1809〜1858)」の時代、1850年代に琉球との交流が深まり、中国料理での「揚げる」という技法が、古来のかまぼこづくり製法に加わって揚げかまぼこができたといわれています。そして、琉球の「チキアーギ」という言葉がなまって、「つけ揚げ」と呼ばれるようになったそうです。
 原料には、一般的にイワシ、アジ、スケトウダラなどの冷凍すり身のほか、各地で水揚げされるエソ、グチなど鮮度の良い生鮮魚も使われます。そして、これらのすり身に味つけして成形し、油で揚げています。このとき、平たく伸ばして揚げたものを「平天」と呼びます。大阪では、江戸時代末期ごろから、低温で色づかないように揚げた「白てんぷら」が主流としてつくられているため、一般的な揚げ色のついたものを「赤平天」というふうに呼び分けているようです。その他にも、タマネギやニンジン、ゴボウなどを加えた「野菜てんぷら」や「ごぼう巻き」、「いか巻き」、卵が丸ごと入った「ばくだん」と呼ばれるものなど、いろいろなものがつくられています。
 魚のすり身を使った製品なので、魚の持つ栄養分やうま味もいっぱい詰まっていて、とてもおいしい食品です。今日の給食では、豚肉と野菜の煮ものに使っています。

☆明日(6/6)は、カレーライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。