本日の献立/6月22日(金)
- 公開日
- 2018/06/22
- 更新日
- 2018/06/22
今日の給食は?
献立名 ・みそカツ
・鶏肉とこんにゃくの煮もの
・ブロッコリーの辛子和え
・おかか菜っ葉
・うす揚げとはくさいのすまし汁
・ごはん・牛乳
栄養価 エネルギー 853kcal、たんぱく質 33.4g、脂質 29.0g
☆みそ(八丁みそ)☆
みそは、古代中国の塩蔵発酵物である「醤(ひしお)」や、大豆や穀物などを発酵させた「豉(くき)」が由来であるとされ、それが飛鳥時代に日本に伝わり、独自に発展したものと考えられています。「大宝律令(701年)」に「未醤(みしょう)」という発酵食品が記録されており、これが「味噌(みそ)」につながっていると推測されています。当初は、貴族や僧侶に珍重されるほどの高級品でしたが、室町時代になって政府の奨励によって、豆類や穀類の生産量が増えたため、みそづくりも盛んになり、一般庶民にも広まりました。その後、豊臣秀吉の時代になって、茶の湯が流行したことにより、懐石料理でみそが使われるようになり、みそ料理の基礎が出来上がりました。そして、1626年に伊達政宗が、当時の戦陣食として重要視されていた軍事用のみそをつくるため、「御塩噌蔵(おえんぞぐら)」と呼ばれる日本で初めてのみそ工場を仙台で設立し、大量生産を可能にしました。
今でもみそは、日本の食生活において、重要な食品となっており各地方の気候、風土により様々な種類があり、麹の原料で分けると、米みそ、麦みそ、豆みそに分けられます。 今日のみそカツのたれには、「八丁みそ」という大豆と塩だけでつくった豆みそを使用しています。これは、愛知県岡崎市八帖町を主産地とするみそで、同市にある2件のみそ会社の登録商標になっています。3〜5年かけて熟成させてつくる光沢のある赤褐色の辛みそで、保存性が高く、濃厚な旨味と渋味があります。