献立名　・鶏肉のトマトソース煮
　　　　・スペイン風オムレツ
　　　　・きゅうりと枝豆のサラダ
　　　　・もやしとコーンの炒めもの
　　　　・ごはん、牛乳
栄養価　エネルギー　771kcal、たんぱく質33.7g、脂質 22.1g

☆オリーブ油☆
　オリーブ油は、おもにヨーロッパ、地中海地方で生産される植物性の油脂で、オリーブの果実を圧搾し、水分などを取り除いたものです。オリーブの原産地は、アジア、地中海東部の沿岸、北アフリカなどいろいろな説があり、はっきりとはわかっていませんが、紀元前3000ごろには中近東で栽培されていたようです。
　日本へは1861年ごろにフランスからオリーブの苗木が導入され、明治15年に神戸に植えられたものから、日本で最初のオリーブ油が生産されました。その後は、小豆島で順調に栽培され、オリーブ油も生産されています。
　オリーブ油には国際基準があり、果実を低温圧搾したものを「バージンオイル」といいます。とくに一番搾りのものは「エキストラバージンオイル」と呼び、最高ランクとされています。バージンオイルの主成分は、オレイン酸で、そのほか、ポリフェノールやβカロテン、αトコフェロールなどが多く含まれ、悪玉コレステロールの抑制、動脈硬化の予防などの効果が期待されています。
　イタリア料理など地中海料理には欠かせない材料として、風味や香りが生かされ幅広く料理に利用されています。近年では、日本でもおなじみの食品となり、和食にも利用されることがあります。今日の給食では、オムレツの具の炒め油として使用しています。