献立名　・擬製豆腐
　　　　・秋刀魚のおかか煮
　　　　・豚肉と野菜の炒めもの
　　　　・きゅうりのしょうが漬け
　　　　・ごはん、牛乳
栄養価　エネルギー　796kcal、たんぱく質35.3g、脂質 24.5g

☆秋刀魚(さんま)☆
　日本で食用とされるサンマは、主に北太平洋と日本海で獲れる種類で、北太平洋サンマと呼ばれ、100％が天然で国産という今の食糧事情では珍しい魚です。
　暑い時期は日本の北部を回遊していますが、秋になると産卵のため南下し、10月ごろになると三陸沖や房総沖を回遊します。そして、ちょうどこのころに脂がのっておいしい時期となります。大きさは30〜40cmで体は細く、口先がとがり、刀のような形で秋においしいことから「秋刀魚」の字があてられました。もともとのサンマという名は細長い体つきから「狭真魚(さまな)」と呼ばれていたものがサンマに変化したようです。
　栄養面では、赤血球や神経細胞の合成を助けるビタミンB12が他の魚に比べて非常に多く、血液の循環の改善や貧血予防などに効果が期待されるとともに、血液をサラサラにするといわれるEPA、脳のはたきを良くするといわれるDHA、その他ビタミンA・B2・D・E、鉄、カルシウムなども多く含まれます。
　今日の給食では、かつおぶし風味の甘辛い味付けで、骨まで気にせずに食べられるように柔らかく加工された製品を使用しています。