本日の献立/12月6日(木)
- 公開日
- 2018/12/06
- 更新日
- 2018/12/06
今日の給食は?
献立名 ・おろしハンバーグ、ブロッコリー
・一口がんもと鶏肉の煮もの
・れんこんサラダ(マヨネーズ)
・水菜とはくさいの煮びたし
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 830kcal、たんぱく質33.7g、脂質 24.1g
☆みりん(味醂・味淋)☆
みりんは、蒸したもち米と米麹、焼酎あるいは40%のアルコールを混ぜて仕込み、熟成させたもので、調味料として使われることが多いですが、実はお酒の一種です。本みりんにはアルコールが14%程度含まれ、昔は甘味を備えたお酒として使用されていました。これにさらに焼酎を加え、冷酒用としたものを「本直し」または「直し」、上方では「柳蔭(やなぎかげ)」と呼び、井戸で冷やしたり氷を加えたりして、いわば和風のカクテルとして親しまれていました。
起源については諸説がありますが、戦国時代に中国から渡来した「密淋(ミイリン)」という甘い酒がもとになったとされる説や、博多の「練貫酒(ねりぬきざけ)」という甘い酒に腐敗防止のため焼酎を加えたものがもとになったという説もあります。また、戦国時代に甘味のある高級酒として貴族たちに珍重されていた様子が、豊臣秀次の書記役である駒井重勝が書いた「駒井日記(1593年)」に記載されているそうです。
現在のように調味料として使われるようになったのは、江戸時代の中期で、かば焼きのたれやそばつゆなどの料理の甘味として広まったといわれています。
現在では、本来のみりんは、酒として扱われ、酒税がかかるため、料理用として、塩を2%程度加えて飲めなくした「発酵調味料」や、ブドウ糖や水あめにグルタミン酸や香料を加えてアルコールを1%未満にした「みりん風調味料」なども製造されています。
今日の給食では、ハンバーグのたれと、煮ものの味つけに使用しています。