本日の献立/12月7日(金)
- 公開日
- 2018/12/07
- 更新日
- 2018/12/07
今日の給食は?
献立名 ・鰤の照り焼き
・かぼちゃの煮もの
・かぶの柚子の香あえ
・りんご
・豚汁
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 852kcal、たんぱく質34.3g、脂質 24.0g
☆かぶ(蕪)☆
カブは、春の七草では「すずな(菘・鈴菜)」とも呼ばれ、最も古くから親しまれてきた野菜のうちのひとつで、地域ごとにも独特の品種が栽培されてきました。また、世界中においても多くの品種が栽培されており、大きく分けると、アフガニスタン原産のアジア系と、地中海沿岸や中近東原産とされるヨーロッパ系に分けられ、日本国内だけでもおよそ80種類もの品種があります。大阪近辺でも有名な品種があり、大阪では「天王寺」、奈良では「今市」、京都では「聖護院」などがあります。旬は11〜2月ごろで、冬場に多く出荷されます。
白い根の部分を使うことが多いですが、根と葉の栄養成分は大きく異なっています。根の部分にはビタミンCを多く含むほか、胃での消化を助けるアミラーゼなどの酵素を含んでおり、食べ過ぎによる胸やけをおさえ、消化吸収を整える効果が期待されます。一方、葉の方は、緑黄色野菜に分類され、カロテン、ビタミンC、鉄、カルシウム、食物繊維などを多く含み、栄養価値の高い野菜といえますので、葉の部分も捨てずにできるだけ利用したいものです。中には、葉の方を主に利用する品種もあり、漬物で有名な「野沢菜」もカブの一種になります。
今日の給食では、根の部分をゆず風味の酢のものにしています。
※ 献立表では「冬至の行事献立」となっていますが、7日は冬至ではありません。今年の冬至は12月22日ですので、お間違えのないようにしてください。