本日の献立/6月7日(月)
- 公開日
- 2021/06/07
- 更新日
- 2021/06/07
今日の給食
献立名 ・鶏肉のカレーマヨネーズ焼き
・三度豆とコーンのサラダ
・てぼ豆のスープ
・コッペパン、りんごジャム、牛乳
栄養価 エネルギー 828kcal、たんぱく質 37.7g、脂質 24.7g
☆三度豆(さんどまめ)☆
サンドマメは、サヤインゲン(莢隠元)とも呼び、インゲン豆の若さやを野菜として食べる食品です。サンドマメというのは、関西での呼び名で、生育が早く、1年に3回も収穫ができるということがこの名の由来となっています。原産地は、中央・南アメリカとされ、新大陸発見後ヨーロッパ全域に広まりました。日本へは、1654年(承応3)に隠元禅師(いんげんぜんじ/1592〜1673)が、明(みん)から伝えたとされます。しかし、関西では、フジマメのことをインゲンマメとも呼ぶ地方もあり、隠元禅師が伝えたのはどちらなのか、真相ははっきりしていません。伝わった当時は、豆として利用していたもので、さやごと食べるようになったのは、江戸時代の末期に伝わった品種からサヤインゲン用の品種がつくられてからのようです。
おもな産地は、千葉、北海道、鹿児島などで、年中出荷されていますが、おいしいのは、6〜9月ごろとされています。また、以前は、料理をする前にスジをとる必要がありましたが、品種改良によって、筋のないタイプがつくられるようになり、今では、市場に出回るものの9割が「すじなし」になっています。
豆を未熟な状態で食べるため、豆と野菜両方の栄養的な特徴を持っており、豆として食べたときにはない、βカロテンやビタミンCなども含んでいます。
今日の給食では、コーンとともにワインビネガー、砂糖、塩、うす口しょうゆ、オリーブ油でつくったドレッシングであえています。