全校集会講話
- 公開日
- 2018/03/19
- 更新日
- 2018/03/19
出来事
先週水曜日、3年生の先輩たちが素晴らしい卒業式を行い、立派な態度で平野中学校を巣立っていきました。また、2年生の皆さんも、立派な態度と合唱で、卒業生を送り出してくれました。本当にありがとうございました。
さて、東日本大震災から7年が経ちましたが、今も7万3千人の方々が避難生活を送っておられます。今日は、震災に遭われた、宮城県気仙沼市の当時小学校5年生が書いた「ありがとう」という詩を紹介したいと思います。全国からの支援に対する感謝の気持ちを表した詩です。
文房具ありがとう
えんぴつ、分度器、コンパス大切にします。
花のなえありがとう
お母さんとはちに植えました。花が咲くのがたのしみです。
うちわありがとう
あつい時 うちわであおいでいます。
くつをありがとう
サッカーの時とってもけりやすくて、いっしょうけんめい走って
います。
クッキーありがとう
家でおいしく食べました。
さんこう書ありがとう
勉強これからがんばります。
図書カードありがとう
本をたくさん買いました。
やきそば作ってくれてありがとう
おいしくいっぱい食べました。
教室にせん風機ありがとう
これで勉強はかどります。
応えんの言葉ありがとう
心が元気になりました。
最後に
おじいちゃん見つけてくれてありがとう
さよならすることができました。
【作品エピソード】
震災の後、学校に通えるようになると、毎日のように支援物資を持って帰りました。お母さんは、「感謝だね、ありがとうだね」と言っていましたが、僕はきちんと感謝の気持ちを言えていなかった気がしました。おじいちゃんは、夏はキャンプ、冬はスキー、アトピーの僕を温泉に連れていってくれたり、書ききれないくらい好きでした。3月11日から帰って来ないおじいちゃんを、2ヶ月たったとき見つけてくれたのは、遠くから応援に来てくれた警察の人でした。涙がいっぱい出ましたが、きちんとお別れすることができました。この詩を書くことで、今は元気に学校に通っていること、名前もわからないけど、応援してくださった人たちに伝えたい、たくさんの「ありがとう」を書きました。
今、当たり前のように生活ができていることに感謝し、日々の生活を大切にし、今やるべきことを真剣に頑張ってほしいと思います。