紙すき通じて環境問題、エコ・リサイクルを学ぶ
- 公開日
- 2013/09/04
- 更新日
- 2013/09/04
学校元気アップ
8月30日(金)、特定非営利活動法人もなか会・紙再生工房(大阪市平野区、前橋誠士所長)様のご協力のもと、学校元気アップ地域本部事業として「紙すき体験」を実施しました。テニス部、美術部、特別支援学級、生徒会から25名が参加。紙すきを通じて環境問題、エコ・リサイクルの大切さについて学ぶとともに、実際に大和川の葦(ヨシ)、紙パックなどを使った再生紙づくりに取り組みました。
冒頭で前橋所長は、大和川の流水に含まれる窒素、リンを吸い込んだ葦を刈り取って使うことによる川の浄化、また牛乳などの紙パックや、色づけ材料に色画用紙の端切れをリサイクルして使うという同工房の徹底したエコを紹介。はじめは頭の中が「???」だった生徒たちも次第に話を聴き入るようになり、実作業では作品づくりに熱中していました。
完成したオリジナル再生紙ハガキを見た生徒たちの感想は、満足だったり、もう少しこうすればよかったというものだったりさまざまでしたが、はじめて挑戦した紙すき、スタッフの方々との交流は、きっといい経験になったのではないでしょうか。