全校集会 言葉について
- 公開日
- 2025/12/09
- 更新日
- 2025/12/09
お知らせ
本日の全校集会でも、書道の表彰がありました。
おめでとうございます!
今日は文化発表会展示の部の準備があります。金曜には文化発表会展示の部の見学と、生徒会クリーンアップ活動があります。
校長先生からは、次のような人権週間にまつわるお話がありました。
明日までが人権週間です。今日は言葉について深く考えたいと思います。「してあげる」「したろ」「やったろ」という言葉を使う人がいます。それは相手のために何かをするための言葉であり、「する方」の人は親切心があってしていることだと思います。「される方」の人がありがとう、と思っていればいいのですが、ありがた迷惑という言葉もあります。する方の人は親切心でやっているので、自分のしていることは絶対に正しいと思っていて、改めないところがあります。これが過ぎると、恩着せがましいということになります。もともと親切心から出ていると思われていた言葉が、現代社会では「上から目線の言葉・態度」という意味にアップデートされていると言われています。そういう言葉を使っている自分の立ち位置がどこにあるのかを考えてみてほしいと思います。「いや、そんなことを考えてそういう言葉を使っているわけじゃない」とほとんどの人は思うかもしれませんが、言っている方の人は気が付かず、言われている人の方が「見下されてる」と感じるということが、日常生活のなかに多々あるのです。自分の普段から使っている言葉について深く考えるのは大切なことです。明日までが人権週間なので、改めて、普段、自分が使っている言葉が、相手にどう伝わっているのか、深く考えるきっかけにしてもらえればと思います。