学校日記

◆6月19日(月)全校集会◆

公開日
2023/06/19
更新日
2023/06/19

お知らせ

 本日6月19日(月)は、オンラインにて全校集会を行いました。
 全校生徒とのあいさつの後、阪井校長先生から、「なぜ、勉強しなければならないのか?」についてのお話がありました。

 皆さんの中には、「なぜ、勉強しなければならないのか?」「勉強は将来何の役に立つのか?」と疑問に思っている人がいると思います。
 校長先生は、勉強は中学生に与えられた「仕事」だと思っています。
 何故、その仕事が与えられているかというと、現在の社会を生き抜くための知識や判断力を身に付けるためです。
 将来、社会人となり、社会を生きていくためには、自分自身で判断し、選択しなければならない場面が何回も何回も訪れます。その時に必ず、勉強してきたことが役に立ちます。
 簡単に言うと、知らないことを選択することはできないですが、知っているというだけで選択肢が増え、自分自身の世界が広がるということです。
 また、 大人が子どもに対して「勉強しなさい。」と言うのは、自分がもっと勉強しておけば良かったと思っているからです。もっと勉強しておけば違う人生が開けた、と考えているからです。もちろん、今の人生に満足している人でさえ、勉強が無意味だと考えている人は誰一人としていないはずです。
 しかしながら、依然として勉強に対する疑問を振り払えない人は、自分自身の勉強不足のために、正しい判断が出来なくなっていると思ってください。勉強が無駄になることは絶対にないです。
 授業中の「わかる」とテストの「できる」「使える」は違うし、人間には「忘れる」という機能が備わっています。
 「わかる・できる・使える」の間には、大きな隔たりがあり、この隔たりを埋めるものが、宿題・反復練習・疑問を持つ心です。「わかる」と「できる」「使える」をつなぐ大切な役割をするのが「宿題」です。
 勉強した経験は、自分自身で判断し、選択しなければならない時に必ず役に立ちます。知識を蓄積し、物事を「わかる・できる・使える」ようになるために勉強を頑張りましょう。

 続いて、6/16(金)までの3週間の教育実習を終えた、3名の教育実習生の先生方からそれぞれ、教育実習を振り返ったあいさつがありました。これからも先生になるための勉強を頑張ってください。