11月24日 全校集会
- 公開日
- 2015/11/24
- 更新日
- 2015/11/24
校長先生のお話
校長先生のお話
3連休は有意義に過ごすことができたでしょうか?さて、今日は「不思議な脳の能力」についてお話をします。
科学の進歩に伴って脳のしくみを解明する脳科学が注目をされるようになりました。脳のくせのようなものがあります。聞いたことがあるかもしれません。脳は主語を理解できないということです。人の悪口を聞いているだけで、気分が重くなることはありませんか?自分のことを言われているわけではないのに、脳は自分が言われているように反応します。口を開いたら文句ばかり言っていると言っている自分の脳は自分のことだと思うようです。プロゴルファーの石川遼選手は相手がパットを決めると負けるようなシーンでも、「絶対に入る!」と願うそうです。みなさんもクラブ活動なので対戦相手の失敗を喜んだり、願ったりすることはありませんか?その思いは脳は自分のことと勘違いするようです。相手の最高のプレイを願うと脳は自分に最高のプレイをすることの指令を出してくれると言います。
次に、イメージの力です。オリンピックの体操選手の実話です。会場に入るバスの中で、演技をする自分をイメージして、ピタッと着地が決まる姿を描き続けたそうです。手には汗もかいていたそうです。すると本番もイメージとまったく同じ演技ができて金メダルがとれたそうです。イメージは、自分をそのイメージに導いてくれる力を持ちます。3年生も自分が選んだ学校で楽しく高校生活をしている姿をイメージしてください。合格発表を見るイメージ。テストで良い点を取るイメージ、授業でいきいき勉強しているイメージをしっかり描きましょう。
先週はマイナスの言葉や態度をなくすと「叶う」というお話をしました。プラスのメッセージを誰にでもおくること、良いイメージをしっかり持てる人になってくださいね。