国際理解教育 〜3年生〜
- 公開日
- 2017/06/23
- 更新日
- 2017/06/23
3年生
金相文(キムサンムン)さんに来ていただいた感想を一部、紹介します。(格技室でお話を聴いた)5時間目はとても暑かったですが、みんな真剣に話を聴くことができ、その後のワークシートもよく書けていました。
◆同級生だけではなく先生や警官までもが差別をしていることにショックを受けた。本来、差別を止めて見本にならなくてはならない人が一緒になって差別をしていたその頃の日本は本当に残念な国だと思った。
◆自分も日本と韓国の血が混ざっていて、金さんの話を聞いていて僕のおじいちゃんもそういうことがあったのかと考えると、とても心が痛みました。改めて差別はこれから二度と起こってはいけないことだと思いました。
◆金相文さんが最後に言っていた「あきらめるな」「あきらめさせるな」という言葉がとてもいいなと思いました。今日は貴重な話を聴けてとても良かったです。
◆一番、言いたくないこと、触れられたくないことは、実は一番分かって欲しいことということを聞いてなるほど確かにと思いました。金さんのお話は数十年前のお話で、話の中であった差別は今はもうなくなっているかもしれません。ですが、差別というものがなくなったわけではなく、今も何らかの形で差別を受けている人はいます。差別をなくすことはできないのだろうかと疑問に思ったと同時に、私に何ができるだろうと考えさせられました。
◆「3割打者」というモットーがいいなと思いました。少し上手くいかないくらいであきらめてしまうのではなく、失敗を恐れずにチャレンジすることが大事なんだと感じました。「差別」って難しいなと思いました。自分の好き嫌いで態度を変えてしまうということ、これは差別ではないと思っていました。でも、みんながそれをすることで差別が生まれるのかなとも思いました。今日はありがとうございました。
◆今日は話を聞いて、自分の母と同じような経験をしていたんだと思いました。母は韓国人で、仕事についているとき、とても差別をされていたと聞きました。「韓国人だから」「朝鮮人だから」といっぱい言われていました。時にはだまされたりもしていました。でもそんな差別があっても、母は強く頑張っています。私は、昔は差別をされた期間もありました。差別はひどいと思います。日本でもまだ差別があります。それを今の自分達が差別をなくすように努力をして平和な差別のない国ができたらいいなと思います。