学校日記

全校集会 校長講話

公開日
2014/05/19
更新日
2014/05/19

お知らせ

校長講話(H26.5.19)

今日の校長先生のお話は、「全体の雰囲気、ムードづくりは一人ひとりから」でした。

現在の駐日アメリカ合衆国大使は、キャロライン・ケネディ大使ですが、彼女の父親、
ジョン・F・ケネディは、今から約50年前の大統領でした。その就任演説の一節に次のようなことばがあります。「……国が、皆さんに何をしてくれるかを問い給うな。皆さんが国に何をなし得るかを考えてほしい……」というものです。

このことばは、現代の私たちにも、ひとつの振り返りを投げかけていると思います。
たとえば皆さんは、お父さん、お母さん、家族、先生、友達などに対して、自分に何をしてくれるか、そればかりを考えていることはありませんか。そこで、少し振り返って、
自分自身が、その人たちに何ができるかを考えてほしいのです。

クラスや、学年、あるいは学校全体の、「雰囲気やムード」というものを考えてみましょう。それらは決して、他人から与えられるものではありません。そこにいるメンバー一人ひとりによって「つくる」ものなのです。何ができるか、何をしたらいいのか、そして何をしてはいけないのか。一人ひとり、よく考えてほしいのです。
三年生は、今週、修学旅行に行きます。それを楽しく有意義なものにするためにも良い雰囲気やムードづくりは欠かせません。その「つくる」ことをそれぞれが一度、よく考えてほしいと思います。