全校集会 11.19(1)
- 公開日
- 2018/11/19
- 更新日
- 2018/11/19
お知らせ
朝から小雨が降り
少し寒い中ですが、
グラウンド状況は良好なので
全校集会を実施しました。
集合・点呼の後、
まず、校長先生のお話です。
みなさん、おはようございます。
土曜日のドッジボール大会、
大いに盛りあがりましたね。
元気なみなさんのようすがみられ
本当に楽しかったです。
保護者の方や地域のみなさま方も
「切り替えがきっちりできてすばらしい」と
ほめておられました。
いよいよ、来週月曜日からは、
期末テストです。
急激に気温が下がっています。
体調に十分気をつけてください。
さて、今週金曜日は勤労感謝の日です。
勤労感謝の日は、
「勤労をたつとび、生産を祝い、
国民たがいに感謝しあう日」と
定められています。
では、感謝とは何でしょうか。
感謝の心を言葉にすると「ありがとう」となります。
日本語の中で一番美しい言葉だと思います。
「ありがとう」を漢字で書くと、「有り難う」。
(「有り難う紙」と書かれたを見せながら)
有ることが難しいと書きます。
つまり、滅多にない、稀であるという意味です。
滅多にないこと、稀にしかないことだから
尊いと思い、幸せに思い、嬉しく思うのです。
当たり前のこと、普通のこと、
当然のことと思う心からは感謝の心は
生まれてきません。
私たちは自分の尺度で、
当たり前のこと、滅多にないことと
振り分けて感謝をしたり、しなかったりします。
しかし、世の中に当たり前のことが
本当にあるのでしょうか。
自分は若いし、健康だし、元気で暮らせるのが
当たり前と思っていても、
事故で怪我をしてしまうことだってあるのです。
ご飯が食べられるのも、
生活ができる家があることも、
服が着られるのも、
学校に来られることも、
当たり前でしょうか?
先のことは誰にも保証できません。
そうした、当たり前ではない中に
生活をしているのに、私たちは多くのことを
当たり前と錯覚して
生活しているのではないでしょうか。
感謝の心で物事を見ると、
前向きな考えが出てきます。
人生には何ひとつ
当たり前のことはありません。
すべてが稀なことのつながりです。
感謝の心で物事を見ると、
前向きな考えが出てきます。
ありがたいと思える心が大切です。
とのお話でした。