学力向上支援チーム事業(基本支援)
(趣旨・目的)
教育振興基本計画の基本的な方向性である「誰一人取り残さない学力の向上」に向け、教育ブロック担当指導主事やスクールアドバイザー(指導技術に長けた元校長等)などから構成される「支援チーム」が全小中学校及び義務教育学校を定期的に訪問し、教員の授業力向上を図るとともに、子どもたちの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びの実現を通して、学力に課題の見られる全ての児童生徒(区分4)へのきめ細かで継続した指導・支援を行い、児童生徒の学力向上を図ります。
※全国学力・学習状況調査における、全国(公立)の児童生徒全員の正答分布の状況から高い順に、概ね25%区切りで、区分1、区分2、区分3、区分4の4つに分けたとき、区分4の割合を「学力に課題の見られる児童生徒の割合」とします。
【スクールアドバイザーによる支援】
全小中学校及び義務教育学校に対して、SAが月2回程度訪問し、以下の取組を通じて、教員の授業力向上への支援をはじめ、各学校に必要な指導や支援を行います。
(1)「主体的・対話で深い学び」の実現に向けた授業改善のための指導助言
(2)若手教員育成に向けての支援
(3)カリキュラム・マネジメントの実現に向けた支援
(4)授業改善のための校内研修の計画・立案・実施への支援、及び校内研修主担者への支援