教育方針

確かな学び

従来からの知識を授ける伝達型の授業だけではなく、変化の激しい社会を生き抜くための探究型の授業を追究します。子どもたちに自ら考えを持たせるための学習活動を工夫するとともに、子どもたちに考えを整理させたりまとめさせたりする支援のあり方を工夫しています。同時に、ピア・サポートの理念を生かした協働学習を追究しています。外部から講師を招聘し、体験学習にも力を入れています。また、1時間目が始まる前には全校一斉の「英語モジュール」や「タイピング練習」を実施するなど、学力向上に取り組んでいます。

支え合う仲間

さまざまな学校行事を通し、仲間づくりに取り組んでいます。1学期には、子どもたちが協力して、工夫を凝らした遊びのお店を作り、みんなで仲良くそのお店を回る「住小子どもフェスタ」を行っています。また、1〜6年生で縦割り班を編成し、異年齢集団による活動を行うことで、上級生には下級生の世話をする思いやりの心を、下級生には上級生に対する感謝とあこがれの気持ちを育みます。仲間づくりは、学校行事だけで行っているのではありません。学校教育活動全体を通して、仲間が相互に支え合い、課題解決する活動であるピア・サポートにも取り組んでいます。これらの取組みを通して、違いを認め合い、共に高め合う子どもたちを育てています。

地域との協働

校内で行われている生涯学習ルームの方々に協力していただき、6年生を対象にチョークアートなどの取り組みをしています。 また、地域の方々も利用できる図書館(ブックハウス)では、ボランティアのみなさんの協力で、休み時間の本の貸し出しや紙芝居も行われます。地域では見守り隊が組織されており、児童の登下校を見守ってくださっています。さらに、幼稚園・保育所と小学校、小学校と中学校とのスムーズな接続を図るため、生活科授業で幼児と小学生が一緒に活動したり、小学生が中学校に出向き、中学校の授業や部活動を体験したりするなど、積極的に校種間連携を進めています。