校長あいさつ
難波元町小学校は昭和60年、元の難波小学校と元町小学校がそれぞれのPTA、地域の熱い思いの中で、「子どもたちの幸せを第一に」を合い言葉に大阪市で初めて統合され創立された小学校です。
難波元町小学校では創立当初より、他の学校ではまだあまりみられなかったパソコンや英語、スキー、一輪車などを取り入れた教育をはじめました。そして、子どもたちにだれもがいろいろなことを体験できる場所や機会をつくり、自分から何事にも挑戦しようとする子どもたちを育ててきました。
21世紀を迎えた現在、子どもたちを取りまく生活の様子が大きく変わり、学校では情報教育や国際理解教育、そして、体力向上や自然体験などに取り組むことが求められるようになっています。
しかし、難波元町小学校ではすでに創立当初から、「情報化にチャレンジ、そして国際化にチャレンジ、自然にチャレンジ、体力づくりにチャレンジ」することを目標に、学校の「特色ある教育」としてパソコンをはじめとする「チャレンジ教育」を進めてきたのです。
平成3年から難波元町地域では「ふれあい運動会」が開催されるようになりました。小学校の運動場で、学校・PTAと難波元町地域9町会が力を合わせて運営し、楽しく、そして熱の入った競技が毎年披露されています。小学校の子どもたちもたくさん参加し、地域の一員であることを知るよい機会になっています。「ふれあい運動会」は地域に生きる子どもたちにとって夏祭りなどと一緒に大切な行事の一つとなっています。
また、難波元町小学校では、平成9年に学校・PTAと地域が区内の学校に先がけて、「子ども見守りの家」をつくることを考え、校区の方々にお願いし、校区のみんなで力を合わせて子どもたちの安全を守るという決意をしました。
このように、難波元町小学校では学校とPTA・地域の方々が力をあわせ、創立以来の「子どもたちの幸せを第一に」の合い言葉どおり、子どもたちを大切にしてきたのです。この難波元町小学校のよき伝統をさらによりよいものにしていくとともに、常に、10年先を見越した教育をみんなで考えていきたいと思います。