校長あいさつ
本校は大正13年12月10日、泉尾第二尋常小学校(現在の泉尾北小学校)と北恩加島尋常小学校の児童359人を受け入れ、大阪市立泉尾第三尋常小学校として開校しました。令和6(2024)年度には、100周年を迎える歴史と伝統のある学校です。時代の大きな変化の中、水害や戦争など数々の困難にあいながらも、保護者や地域の皆様の本校への熱いご支援とご協力をいただきながら、7,404名の卒業生を送り出してまいりました。
中泉尾小学校には、全児童が大事に育てている「なかいずおの木」があります。毎年子どもたちが、今年はこんな木にしていこうと考えて決めた木を校長室の横に貼っています。今年も、卒業していった6年生が残してくれた種から大事に育てていこうと、子どもたちに話そうと考えています。みんなで考えた木がどれだけ大きく育っていくのかを見守っていきたいと思います。今後も本校の校訓である「みんななかよく よくかんがえて きっとやりぬく」を胸に抱きながら、知・徳・体のバランスのよい元気な子どもたちを教職員が力を合わせて育ててまいります。また、一人一人の子どもの個性を尊重し、心と体と命を大切にする人権教育に取り組みます。そして、子どもたちの最善の利益とは何かを常に考え、子どもに寄り添う学校運営を進めてまいります。保護者と地域の皆様には、これからも変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
大阪市立中泉尾小学校 校長 辻 信行