本校は、日本国中が文明開化に沸く明治５年に、南区第二大区十三番小学校として開校しました。明治、大正、昭和、平成と、第２室戸台風の風雨や、太平洋戦争での空襲等で、大きな被害を受けながらも耐え抜き、多くの子どもたちを迎え入れ、巣立たせてきました。

現在、全校児童数が４０名に満たない大阪一小さい学校ですが、温かな地域や保護者に支えられながら、子どもたちは仲良く学校生活を送っています。「元気」「礼儀正しさ」「仲の良さ」がモットーの学校です。

今年度の教育活動のテーマは、「ふれあい活動を核とした豊かな体験を通して、一人一人が輝き、『生きる力』をはぐくむ教育活動を創造的に展開する」です。小さな学校ならではの特色を生かし、人とのふれあいを教育活動の中心に据えて、教職員が一丸となってがんばっています。

大阪市立日本橋小学校長　　　原　稔