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校長あいさつ

令和4年4月に校長として着任し、4年目となりました。
 東三国小学校は、北中島小学校の分校としてスタートし、昭和36年に独立開校しました。
現在は、戸建てやマンション、商業施設がある校区ですが、
その昔は、「豊かな緑に恵まれて」と校歌にある通り、緑が多い環境だったと聞いています。
校内には、今も緑が多く、様々な木が植えられており、春には桜や木蓮、ひめりんご、
初夏にはつつじ、秋には金木犀、冬から春先には梅と、四季を楽しむことができます。
 本校の特徴として、校内に、大阪市を走っていた市電があります。
今は、「電車図書館」の愛称で子どもたちが図書館として活用していて、
2時間目と3時間目の間の休み時間に、地域の方が開館してくださっています。
また、前の大阪万博のカナダ館の国旗掲揚ポールがあります。
ポールの根元に、当時の万博のエンブレムが見られます。
 地域とのつながりも深く、地域の方とともに様々な活動をしています。
「まちたんけん」では2年生が地域の学習をし、5年生は地域の方に教えていただいて
田植えや稲刈り、しめ飾り作りをします。
「ピカピカ東三国」と銘打って、地域や保護者の方と一緒に大掃除をしたりもします。
近年は、地域の方の提案で、低学年の子どもが種を植え、水やりをして、
育った苗を地域の公園に植え替える活動も始めました。
活動を通して、地域に愛され、大切にされていることを実感します。
 本校の教育目標は「全ての子どもの学びを保障し、共に学び、共に育つ教育の実践」です。
引き続き、地域や保護者の皆様方と連携しながら、子ども達が楽しく笑顔で学校生活が送れますよう
また、友達と共に学び、一人一人の力を最大限に伸ばせますよう、
教職員一同、教育活動に全力で取り組んでまいります。
 どうぞよろしくお願いいたします。
 
令和7年4月

大阪市立東三国小学校長   竹本 弥生