校長あいさつ
加美東小学校長の奥 雅裕と申します。どうぞよろしくお願いします。
本校は、昭和52年4月に開校しました。弥生時代の遺跡群の上に立つ小学校として、建設当時から非常に注目されていました。
建築作業の際に、校地周辺から丸木船や土器、はにわ等、約1800年前の遺跡が出土したのです。また、様々な食材や生活用具等も多数発掘されました。
このことから、この加美東は弥生時代にアジア大陸と政治・経済・文化の交流があった先進的な地域であったことがわかりました。この歴史的な発見を記念して、校内には「加美遺跡資料館」が設置されています。関係資料が多数展示され、郷土の歴史を学ぶ資料として活用されています。
本校の学校教育目標は、「たくましい子 なかよくする子 考える子」です。「子ども達が人と人とのつながりを大切にし、夢や希望をもって、力強く生き抜いてほしい」という開校以来の“願い”が込められています。この目標を達成するため、これまでに子ども達の基礎的・基本的な学力や、周囲の人達としっかりとコミュニケーションできる力を高めていくよう学校全体で取り組んできました。教職員全員でより良い学校づくりに励んでいます。また、この数年「知的好奇心を高める授業の探求」を研究テーマとし、日々授業力の改善に努めています。
地域の方々による子ども達の健全育成活動も活発です。老人会を中心とした「見守り隊」、地域の方々による「図書ボランティア」、PTA活動として「少年サッカー」等々。まさに、「加美東総がかりの子育て」です。
保護者の愛、地域の愛、をいっぱい受けて「加美東の子ども達」は大きく育っていきます。どうか、今後も温かいご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。