校長あいさつ

止まり木のような学校を目指して

本校は、昭和56年4月1日に大阪市立茨田中学校から分離し、開校しました。本年度(令和6年度)、入学する1年生が45期生となります。隣接する横堤小学校とは一小一中の関係にあり、小中が連携した教育を行ううえで恵まれた環境にあります。また、地域と学校が深いかかわりを持っているのも特色の一つです。「地域の子どもは地域で育てる」という教育風土のもと、地域と学校が一つになった教育活動を行っています。

本年度の学校運営方針も、「社会とつながり、地域から信頼され、自立と協働の力を育む学校 ―よりよい学びを創り出すカリキュラム・マネジメントを通して―」としています。保護者、地域、小学校、関係機関等とも緊密に連携しながら「自ら学ぶ力を育む授業づくり」「高め合う集団づくり」「自立を支える習慣づくり」に取り組んでまいりたいと存じます。

私には「止まり木のような学校」を作りたいという夢があります。大空を羽ばたく鳥たちが飛ぶことに疲れ、木の枝にとまって羽を休め、再び飛び立つように生徒や卒業生がつらいことや悩むことがあっても横堤中学校に行けば元気が出る。教職員の顔を見れば安心できる。また頑張ろうと勇気がわく、そんなあったかな学校構築を本年度も目指してまいります。 本校の一層の充実・発展に向け、ご関係の皆様のご支援とご協力を心からお願い申しあげます。

大阪市立横堤中学校 校長 田中城明