教育目標
学校教育目標
「一人ひとりを大切にする教育」を進めることにより、差別を許さず、差別に立ち向かう生徒や、相手の立場に立って行動できる豊かな心をもつ生徒を育成しつつ、誰一人取り残さない学力の向上を推進する。
目指すべき学校像
「子ども一人ひとりが輝く、笑顔あふれる学校」
・人権を尊重する教育を推進し、人権尊重の精神と態度を養う。
・人権教育活動を通して、自尊感情を高め、ルールを守れる生徒を育成する。
・自ら学ぶ態度を育て、「確かな学力」の向上を図る。
・運動に親しみ体力向上を図り、健全な食生活を送るために必要な資質や能力を育成する。
学校創立について
平野北中学校は、1978年4月に平野中学校から分離して新設する形で誕生しました。
1947年創立の平野中学校(当初は東住吉第二中学校)は、当時、生徒数が1,300人を越える一方、校舎の老朽化は進み、特別教室などの施設や設備も不十分な状況にありました。また、学校が校区の南西端に位置したことから、学校規模、学習環境、通学条件などからみて、子どもたちに豊かな教育を保障するうえで、多くの課題がありました。 そのため、新設中学校の必要を確認し、地域の人々と力をあわせて、平野北中学校設立にむけて動き始めたのです。
大阪市には、120を越える市立中学校があります。本校は、そのなかで最初に服装選択の自由化(2001年度より実施)や沖縄修学旅行(2000年度より実施)。また、早期から学校協議会(1996年度より「スタート・ザ・21st」として運営)や職業体験(1997年度より開始)を初めとする総合的な学習に取り組んできました。
これらのことが、実施されている新教育課程の内容と重なり、大阪市教育委員会にも認められ、学校活性化事業の指定を受けたり、また、多くの学校より注目されています。
教育活動の取り組み
子どもたちの世界で「いじめ」「不登校」「学級崩壊」「問題行動」「大学生も含めた低学力」などの形で現れています。本校では、人権尊重の教育を基本に、生徒を一方的に知識や価値観を教えられる存在としてではなく、自ら「学び」「育つ」主体として考え、基礎的な学力に加えて、思考力、判断力、表現力や社会性を育む多様なカリキュラムを創造しています。
- ・教科教室制での充実した環境における主体的学習
- ・個性を伸長し、基礎・基本の徹底をはかる「教科指導」「補充学習」
- ・教科の枠を越えた「生きる力」を培う「総合的な学習」
- ・小中一貫教育を基盤に、自分自身や友だちへの理解を深める「集団育成」 「自主活動」
- ・体験学習、人材バンク、カウンセリングを通した、様々な自己選択、自己決定、自己表現、自己実現の機会 づくり