大阪市立桃谷中学校

2024/02/22 15:10 更新

校長あいさつ

校長先生写真(トリ済).png

平成31(2019)年4月1日、桃谷中学校の校長として着任いたしました 原口 貴美子 です。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 学校再編により新たに創立された本校桃谷中学校は、もと勝山中学校・もと鶴橋中学校の保護者、地域の皆様の、より良い学校をつくろうという熱いご支援を受けて創立された学校です。さらに、「桃谷中学校」という校名は、郷土に関するいくつかの候補の中から、最終的には在校生が選んで決定しました。新たな標準服も、在校生がデザインだけでなく直接着心地を確認して選びました。校歌も、公募の歌詞の中から、生徒自身が最も桃谷中学校にふさわしいと思われるものを考えて選定しました。このように、本校は、保護者、地域の皆様に加えて、生徒自身も主体的により良い新たな学校づくりをめざして開校準備に取り組んできました。
 本校の原点は、72年前、戦後の混乱の中で新制中学校として創立した学校にあります。72年前について沿革史を紐解いてみますと、当時は、すすだらけで窓ガラスも破損した教室、何もなかったような学校の状況でした。それを見かねた当時の保護者、地域の方が、生徒のためにと文房具や教具をそろえることに力を尽くしていただいたそうです。今回の統合による桃谷中学校開校に至る、保護者、地域の皆様の温かいご支援と全く変わらないということに深く感謝いたします。
 創立当初の昭和22年の校区は、北鶴橋、鶴橋、東桃谷、勝山、林寺、生野の各小学校を含んだ広大な地域にわたっていました。そして、3年後の昭和25年に校区が変更となり、もと勝山、もと鶴橋の2つの中学校に分かれました。そして、今、再び、両中学校が統合され、校区の地域が一つとなりました。私は、この運命的な出来事を大切にしたいと思っています。
 約10年後の2030年頃、情報化やグローバル化といった社会的変化が人間の予測を超えて急速に進展し、今存在していない職業があったり、今は夢だと思っていることが現実になったりしているかもしれません。そのような将来を見据えて、本校は、学校教育目標等を決定しました。

【学校教育方針】
  夢と志を持って可能性に挑戦し、人生を切り拓くことができる生徒を育てる。
【学校教育目標】
  自律した人間として主体的に行動し、多様な人々と協働しながら新たな価値を創造する生徒を育成する。
【校訓】
  自律  協働  創造

 校訓には、生徒に次の願いを込めています。一つ目の「自律」には、まず自分がしなければならないことをやり遂げる、誰かを頼らずに自らの役割を果たしてほしい。二つ目の「協働」には、対立する意見を調整する、トラブルにならないようにより良い人間関係を築いてほしい。そして、三つ目の「創造」には、周りの人と協力して課題を解決する、チームで新たな何かを創り出すことができるようになってほしい。この校訓「自律 協働 創造」を常に心に留めて、どんな時にも桃中生として誇りをもって懸命に取り組んでほしいと思います。
 さらに、本校では、姉妹校提携の協定を結んだ中国上海市の甘泉外国語中学との交流による国際理解教育を継続していきます。地域の方のご支援により、本校から国を越えた人とのふれあい、かかわりの機会を得てグローバル・コミュニケーション力を育むことができます。2年に1度の短期留学生の受入、派遣を実施している国際交流活動は、学校間交流にとどまらず、生野区から発信する大阪市と上海市との姉妹都市交流の一役を担う活動となっていきます。
 令和元年となりました今年度、私ども教職員一同、桃谷中学校の第一歩を保護者、地域の皆様とともに踏み出し、子どもたちの将来の夢や目標の実現に向けた新たな学校づくりに取り組んでまいります。これからも、ご理解とご協力を何とぞよろしくお願いいたします。