大阪市立焼野小学校

児童朝会 〜5月27日〜

校長講話の内容は次の通り。
「今日はまずこの数字について考えてください。
 4月から先週までのけがは、全部で302件ありました。
 1日におよそ9件から10件ほどのけがが起こっているということになります。
 そのうち、いちばん多いのは、教室のけがで、136件ありました。
 次に多いのが運動場で、90件です。
 次に多いのが、廊下、階段です。
 合わせて、1学期に36件のけががありました。
 体育館が25件なので、それよりもけがが多いことになります。
 教室や運動場、体育館とちがって、廊下や階段は、活動したり運動したり遊んだりする場所ではないので、本来けがが起こらないところですね。
 ところで、5月の生活目標は、みなさんも知っている通り、『廊下や階段は右側を歩きましょう』です。
 では、みなさんは、どうして廊下や階段は右側を歩くのか、じっくり考えてみたことがありますか。
 みんなが右側を歩くことを守っていると、人とすれちがうときにぶつかったりしません。
 でも、左側を歩いている人と右側を歩いている人が、廊下や階段の角で出会ったら、ぶつかりあってしまいますね。
 その時、もしどちらかが走っていたらどうなるでしょう。
 見通しの悪い角の所で急にとまることはできません。
 高学年の大きい子が、低学年の小さい子にぶつかる場面を想像するとぞっとします。
 ましてや、この時、お互いが走っていたらと思うともっと大変なことになります。
 そもそも、廊下や階段を、ルールを守って、走らず、さわがず、みんなが右側を歩くことができれば、けがは起こらないはずです。
 でも、先生が校舎の中を歩いていると、休み時間に廊下や階段を走っている人やで遊んでいる人をよく見かけます。
 実際に、休み時間に廊下で遊んでいる人にぶつかって、痛い思いをしたこともあります。・・・」


【その他】 2024-05-27 14:47 up!

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