2年 道徳 「くりのみ」 研究授業について「くりのみ」の教材は,冬のある日,食べ物を探しに出かけたきつねとうさぎの行動が対比的に描かれています。きつねはたくさんどんぐりを見付け,一人で腹一杯食べ,その帰り道にうさぎと出会い,「何も見付からなかった。」と答えます。しかし,うさぎはやっと見付けた二つしかない栗の実のうち,一つをきつねに差し出します。そのとき,きつねはうさぎの優しさに触れて涙を流します。 授業の中心場面では,うさぎの優しさに触れて涙を流す場面に焦点を当てて,思いやりや親切の大切さについて考えました。子どもたちは,自分の生活とつなげて,思いやりや親切は大切であると分かっていても自分本位の考え方をしてしまうことに触れながら,相手を思いやって親切にする行為の大切さに気付き,道徳的な実践意欲と態度を高めていました。 |