♪きょうの給食 (正月の行事献立)
みなさん、今年のお正月はどのように過ごされましたか?暖かく穏やかな三が日でしたね。近頃では元日から営業している店も多く、以前のようにたくさんのお節料理を用意されるご家庭も少なくなったのでしょうか。
給食では、日本の古くからの行事に合わせた食文化を子どもたちに伝えるため、正月の行事献立を今日、実施しました。献立は「きんぴらちらし、ぞう煮、ごまめ、牛乳」です。 <ぞう煮>いろいろな材料を使うことから漢字では「雑煮」と書きます。それぞれの土地でとれる産物などを使うことから、地方によってさまざまなぞう煮が伝えられています。『関西は白みそ仕立ての丸もち、関東はすまし仕立ての角もち(焼きもち)』と言われています。給食ではこれにならって、「白みそ仕立ての丸もち」のぞう煮です。なにわの伝統野菜の一つである金時にんじんとだいこんを型で抜いて、紅白の梅にして浮かべました。 <ごまめ>いわしを干したものです。昔は畑の肥料としていたため、豊作を願って食べるようになりました。そのため「田作り」とも呼ばれます。 <子どもたちの感想> ・めちゃくちゃおいしい。 ・お正月っぽい。 ・毎日これだといいなぁ。 ・ぞう煮のおもちはやわらかくて大好き。 ・家ではすましやけど、白みそのぞう煮もいける。 ・ごまめは苦くてちょっときつかった。 5年の子どもたちにお正月に食べたものを聞いてみました。「ぞう煮、黒豆、くりきんとん、えび、だて巻き、ハム、かまぼこ、からあげ…」とたくさんの料理名が出てきました。お正月料理にはそれぞれにその年の健康や幸運を願って食べるいわれがあります。日本の食文化をこれからも大切に子どもたちに伝えていきましょう。 ♪きょうの給食 (1月11日)
今日から3学期の給食が始まりました。酉年にちなんで、給食室ではかわいい鳥たちが給食当番のみなさんを出迎えてくれました!
初日の献立は「他人丼、すまし汁、黒豆の煮もの、牛乳」です。「今年一年もまめに暮らせますように…」と、お正月料理の黒豆でスタートしました。 黒豆は、皮にアントシアニン系の色素を含むために黒い色をしていますが、栄養成分は一般の大豆とほぼ同じです。関西では丹波産のものが上質で有名ですが、給食では北海道産のものを使っています。給食室では、鉄釜で煮たので、とても良い色に仕上がりました。 子どもたちは、「黒豆が一番おいしかった」「お正月には家でもいっぱい食べた」「お母さんが作ってくれた」「家の方がやわらかい」など、いろいろと話してくれました。給食では衛生管理上、前日調理ができません。朝から煮るのでこの柔らかさが精一杯なんです。でも「かみごたえがあっておいしかったよ」との感想も聞かれ、ほっとしました。 さぁ、1月にはこの後もお正月料理がたくさん登場しますので、楽しみにしていてくださいね。 今年もおいしい給食をたくさん食べて元気に過ごしましょう! |
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