1年生 福祉体験学習福島区社会福祉協議会の方々・福島ともしび苑、きらめきセンターのボランティアの方々のご協力のもと「車いす体験」・「アイマスク体験」・「高齢者の疑似体験」の3つの体験をローテーションで行いました。 車いす体験では、初めて車いすを扱う生徒が多い中で、注意事項をよく聞き、間違いなく操作できていました。アイマスク体験では、目の前が真っ暗の中で誘導係の声を頼りに歩き、階段昇降も行いました。目が見えないという不安が大きい中での体験は心に残った生徒が多く、感想では、目の不自由な方に出会ったときは声をかけて助けていきたいといった発言もありました。 高齢者の疑似体験では、体を動きにくくする装具を装着し、老化し動きにくくなった体を体験しました。思った以上に体が動かず悲鳴を上げている生徒が多かったです。 前回の福祉講話に続き、福祉について考えを深めることのできるいい機会になったのではないでしょうか。 1年生百人一首大会初めに学級代表から、「個々がクラスの一員として自覚をもって頑張り、楽しく競い合いながら日本の文化と古典に親しみましょう」という話がありました。 いざ競技が始まると、みんな真剣な表情で札と向き合っていました。一生懸命覚えた成果もあり、上の句が読まれると素早く札を取る姿もたくさん見られ、白熱した熱戦が繰り広げられました。読み手は学年の先生で、途中、先生ごとに違う独特な節の読み方に困惑しつつも...生徒たちは最後まで一生懸命に百人一首に取り組んでいました。 進行、記録、整理、回収など、大会運営のために必要な役割も、自分たちでしっかりとこなし、競技やこれまでの準備にも全力で取り組むことができました。素晴らしい百人一首大会になったと思います。競技の結果は、次回の学年集会で発表されます。お楽しみに。 福祉講話(1年生) 2/16鈴東さんは「脊髄性進行性筋萎縮症」という10万人に1人の病気を抱えており、筋力低下が進行し動きにくく、車いすでの生活をされています。 今回、鈴東さんから「障がい者」のイメージや「障がい」についての認識についてお話がありました。 「障がい者」と聞けば、変な人、気持ち悪いと感じてしまうかもしれないが、実際は、骨折して思うように動けないことと同じで、ただ「できないことが多いだけ」でその障がいについて知らないから特別な存在と思われる。相手をわかろうとする気持ちを持って生活しようとのお話がありました。これは障がい有無は関係なく、誰に対しても一緒でありこれからの学校生活でも気を付けていけることであると思います。 また鈴東さんの人生の中で「どうせ自分なんて・・・」と思い込みで殻に閉じこもってしまっていた話から、「思い込みで可能性をつぶすのは勿体ない、誰だって1人ではない」と生徒たちにメッセージをいただきました。 校内研究授業 1−4 社会科 2/13チャイムと同時に「起立、礼(おねがいします)、着席」。先生からプリントが配布され、生徒は黙々と書き込みます。マッキーノNO.10・・・縦横4マスづつに語句を書き入れています。社会科の用語を覚えながらビンゴゲームで楽しむ趣向です。楽しみながら学習するという工夫があり、生徒も楽しそうに取り組んでいます。 今日は「鎌倉幕府のおとろえ」がテーマです。前時の「元寇」について、先生からいくつかの質問が投げかけられ、どんどん答えていきます。暴風雨・寄せ集めの軍団・・・ しかしながら、幕府の出費は膨らむが、御家人への恩賞は不十分で生活が困窮・・・板書をしながら、発問することで、生徒が一人ひとり考えています。難しい内容が、わかりやすく説明され、集中力が途切れることなく4限終了のチャイムが鳴りました。次回の授業も受けてみたい、そんな授業展開でした。 1年生職業講話(その6・サービス業) 2/7はじめに、調理長の川口様よりシェフの服装についてお話がありました。その中で、帽子の高さには日本ならではの意味があることを知りました。また、食べ物を扱うため調理や盛り付けの際はマスクをかかさないことも教えていただきました。 製菓シェフの丸田様は、フランスで洋菓子作りを学ばれた経験があり、フランス語がペラペラだとか・・。せっかくの機会なので「フランス語講座」を開設していただきました。簡単なあいさつや、フランス語は「H」を発音しないことなどを聞きました。ということは・・?「HOTEL HANSHIN」はなんと発音する?生徒たちは興味津々でした。 質疑応答で、生徒から「一番作るのが難しい国の料理は?」との質問に、「普段食べ慣れている日本料理が一番難しい。普段食べているからこそ、万人受けする日本料理を作ることが難しい。」と川口様にお答えいただきました。 最後に、「お客様に楽しんでいただけることを第一に心がけています。」と川上様よりお話がありました。 今回の講話を聴いて、「自分の好きなことを仕事にしたい」と思いを抱いた生徒が多くいました。福島区の成人式の会場になっているホテル阪神。来年度は二年生の職業体験でお世話になるかもしれません。 わかりやすく丁寧に講話いただいた川上様、川口様、丸田様、ありがとうございました。 |
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