気象災害に関心を持とう〜児童朝会
「静電気や」と一年生から声が聞こえてきました。布でこすった靴ベラをスズランテープに近づけると、帯電した靴ベラのほうにスズランテープが近寄ってきました。
大気中に帯電すると雷現象の原因となります。今朝の天気情報では、子どもたちの下校時間帯に、寒気を伴った低気圧の通過の影響で落雷の予報が出されていました。 年間に百人を超えるといわれている落雷による事故。尊い命を守るためには、身近な事象から「雷発生のメカニズム」や「対処方法」などについて、学年に応じて理解しておくことが大切です。 大阪市内にある工場や倉庫群などでは「避雷針」が林立しているなどの様子から「落雷多発地域」とみることができます。 自ら考え、正しい判断で主体的に行動できる「東粉浜の子ども」に成長してほしいと願っています。 気温30度の場合、音の伝搬速度は1秒間におよそ350メートル。「稲妻」が光ってから何秒後に「雷鳴」が聞こえたかなどから、発生場所までの距離などを推定することはできます。 側撃雷(そくげきらい)などの雷の特徴などにも関心を持ち、適切な避難ができるようにとも願っています。 「気象の学習」は5年生の理科で、「電気エネルギーの学習」は3年生の理科から始まり、6年生の理科まで継続して学習します。関連して学習できるとよいですね。 【4月13日】 |
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