【6年生】ものが燃えるときには…?
理科「ものが燃えるとき」の導入実験として,2つの缶の燃え方を比べました。
ア 缶の上部が開いているもの イ 缶の上部が開いており,下部にも穴をあけているもの この2つの缶に,新聞紙と割り箸を入れて,火をつけます。さて,燃え方に違いがあるでしょうか…。 結果は,イのほうがよく燃えました。想像よりも大きな火に,怖くなって腰が引ける子,火の勢いとともに盛り上がる子と様々でした。燃え残ったものを比べてみると,アのほうは割り箸や新聞紙は,ほとんど形をとどめて燃え残っていましたが,イのほうを見てみると,割り箸は真っ黒に炭化し,新聞紙は白い灰になっていました。 なぜ,このような違いが起こったのでしょうか。ここから,ものの燃え方と空気の動きについての学習が進んでいきます。 久しぶりの実験に,子どもたちは生き生きと取り組んでいました。今般インターネットを使った授業や,学習動画を見ながらの学習など,いろいろな学習形態ができてきましたが,それらも便利でいいけれど,やはり友だちと一緒に,実際にやってみながら学ぶことができ,「うわっ」と驚く顔や,「へえ〜」と頷く顔,たくさんの表情を見ることができたので,実験ができてよかったと感じました。 理科の学習では,これからも実験が続いていきます。 |
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