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退任、転任のごあいさつ

サポーターのみなさま
地域のみなさま

 2006年4月の開校から、〜みんながつくる みんなの学校 大空小〜を合言葉に、みんなのチーム力で大空小をつくってまいりました。開校に至るまでには地域のみなさま方の長年にわたるご苦労がありました。「みんなで地域のいい学校をつくりましょう。」と、まさにみんなの手作りで誕生した大空小です。
 「すべての子どもの学習権を保障する学校をつくる」という学校理念にぶれることなく、学びの主体である子どもが「自分の学校を自分がつくる」学びの姿勢をしっかり持ち、自分の大空小をつくってきました。子ども同士のかかわりは、そのときそのときで、想定外のことが多く起こります。ありのままの自分ですべての子どもが学び合えるためには、自分のとなりにいる自分とは違った友だちをどれだけ理解し合えるかということが大事です。毎日の学校での営みの中で、「たった一つの約束」と「4つの力」を地道にこつこつと、ていねいに繰り返し、サポーターや地域のみなさま方のあたたかいご理解とご協力があったからこそ、すべての子どもの居場所が学校にできているのだと思います。

 この度の人事異動で、開校よりともに大空小をつくってきたメンバーが転任・退任いたします。いつも、わたしたち教職員は子どもたちにとって「風」ですが、地域のみなさま方は「土」です。と、伝えていたのですが、まさに、その時が来たと、実感しています。
学校はさまざまな「人」の学ぶ場です。いいことばかりではありません。納得のいかないことやおかしいと思うこともあって当然です。そんなとき、その「意見」を互いに出し合って新たなものをつくっていくからこそ、進化していくのです。
「大空第二ステージ」が始まりました。大空のすべての子どもが、学校に居場所がつくれるよう、これまで以上にチーム力を高め、見守り、育んでやってください。

本来なら、みなさまお一人お一人にお会いしてお礼を申しあげるべきところですが、このような形でしかお伝えできないことをお許しください。
 9年間、本当にお世話になりました。感謝してもしきれません。
私たちは、大空小は離れますが、自分のできることをできるところで、精一杯やっていこうと思います。そして、これまでと同様に、大阪市立大空小学校をともにつくるスタッフの一人であり続けたいと願います。

ありがとうございました。

2015年4月8日     木村 泰子  転任者一同


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