図書室だより 〜本の紹介〜来週の8月6日は、広島平和記念館/広島原爆忌です。今日は、そんな広島の平和学習を描いた絵本を紹介します。 いわたくんちのおばあちゃんは、絶対に家族と写真をとりません。それは、1945年8月に、家族で記念写真をとった後、原子爆弾が落とされて、家族がみんな死んでしまったからなのです。おばあちゃんの娘(いわたくんのお母さん)が、小学校の平和学習の時間に、おばあちゃんから聞いた戦時中のようすを話してくれます。 この絵本は、はまのゆかさんのやさしいタッチの絵で描かれており、「戦争の本はこわくて読めない」という子にも、手にとりやすいですし、また、「絵本なんて、どうせ作り話やろ?」という子は、実際のおばあちゃんの家族写真を見て、戦争が現実にあったことだと感じるかもしれません。 ぜひ、ご家族いっしょに読んでみてください。 |