本日の献立/2月15日(火)・厚揚げと大根の中華煮 ・デコポン ・おさつパン、牛乳 栄養価 エネルギー 834kcal、たんぱく質 39.3g、脂質 26.4g ☆でんぷん(澱粉)☆ デンプンは、植物の光合成によって得られる炭水化物の1つです。植物内では、光のエネルギーによって二酸化炭素と水からブドウ糖がつくられ、これが結合してデンプンとなります。このとき、炭素に水が結合したように思えることから炭水化物という言葉ができたようです。デンプンはイモ類や穀物に多く含まれ、これらを砕いて水中に放置することで、たやすく粉末状になって沈殿することから、オランダ語の「Zink-Poeder(沈殿しやすい粉)」を日本語に訳す際に「澱粉(でんぷん)」としたそうです。原料には、ジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシ、コメ、コムギなどがよく使われています。いずれも見た目はほぼ白色の粉末で、味や香りはほとんどありません。 料理でとろみや揚げ物の衣としてよく使われているのは、ジャガイモデンプンで「馬鈴薯(ばれいしょ)デンプン」ともいわれます。「片栗粉(かたくりこ)」とも呼ばれていますが、本来の片栗粉は、ユリ科のカタクリの根茎を原料とするものです。しかし、自生のカタクリが減少する一方で、明治以降、北海道でのジャガイモ栽培が盛んになってきたため、その原料をジャガイモに置き換えられました。 今日の給食では、ジャガイモのでんぷんを中華煮のとろみつけに使用しています。 |
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