あいにくの雨の中、体育館で始業式が行われました。
校長先生より以下のお話がありました。
こうして無事に始業式ができることをうれしく思います。
平穏な日々。
始業式が、当たり前のようにできています。
メディアでも取り上げられていますが、アメリカとイラクの緊張が高まっています。
いつ戦争が起きるかもしれない状況を恐ろしく思っています。
こんな学校生活が平穏に送れていることは、当たり前ではないのかもしれません。
みなさんが、夢、希望、目的、目標を持って過ごしている日々がある日突然終わってしまうかもしれない。
そんな状況が世界で起きています。
さて、令和2年がスタートしました。
今年の干支(えと)は何か知っていますか?
【生徒】ネズミです。
実は、干支(えと)の正しい答えとしてはネズミではないんです。
干支(えと)は十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせた60を周期とする数え方です。
【補足−10と12が合わされば120と思うかも知れませんが、それぞれ偶数どうしと奇数同士しかくっつかないと言うルールがあるため、半分の60になります。ちなみに、甲子園球場の甲子や、壬申の乱(672年)の壬申などもそうですよ。】
60歳のことを還暦(かんれき)と言いますが、これは十干十二支が一周回ることを表しています。
また、令和2年は十干の7番目の庚(かのえ)と子(ね)があたる年で、【庚子(かのえね)】というのが、今年の干支(えと)の正しい言い方となります。
庚(かのえ)という言葉は、秋をあらわしていますが、子(ね)という言葉と合わさることで、植物の成長がとまって新たな形に変化するという意味になります。
種が芽生えて成長する。
大きな変化をもたらす年になるという意味です。
3年生は9年間の義務教育を終え、あと60日ほどで卒業となります。
4月から新たなスタートを切れるように万全を尽くして体勢を整えて欲しいと思います。
1、2年生も新たな形に生まれ変わります。残り3か月です。
しっかり終わって1つのものが生まれ変わります。
【庚子(かのえね)】の年に前に進んで欲しいと思います。
https://kininaruarekore.com/archives/1947.html