第1回校内研究授業が行われました ―1年生・社会科(地理的分野)―
本校(中高)では、本年度、「アクティブラーニング(能動的な学習)」の視点を取り入れた授業改善に取り組んでいます。校内研究授業においても、能動的で協同的な学習の場面を取り入れ、教員がともに学び合う機会をつくっていきたいと考えています。
本日(20日)、2時間目、1年B組で本年度、第一回目の校内研究授業(川口由美子教諭)が行われました。 教科は社会科(地理的分野)です。単元は「世界各地の人々の生活と環境(全8時間)」。今日の授業は自然環境と生活の関係を「気候」の違いから追究するという内容です。最初に世界各地の「市場」の写真をじっくり観察し、比較しながら「違い」を読み取ります。次に、そのような違いが生じる理由をグループや学級で追究し、最後に学んだことを活用して日本の気候の特色を説明するという内容です。 プロジェクタ等のICT機器を活用して資料を提示したり、資料の読解や解釈、話し合い、説明等の「言語活動」を取り入れたりするなど、よく工夫された構成となっていました。 「コの字型」に机を配置し、おたがいの顔を見ながら全体で話し合いをしたり、4人グループで資料を読み取ったりするなど、協同的で能動的な活動が組み込まれていました。まさに“アクティブ”な授業でした! 生徒はとても生き生きと学習活動に取り組んでいました。資料の読解の折、一人ではなかなか気づかなかったことも、4人グループで話し合うことで、新たな発見につながったようです。 |
|