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第2回校内研究授業が行われました―3年生・数学―

本校では、本年度「アクティブラーニング(能動的な学習)」の視点を取り入れた授業改善に取り組んでいます。校内研究授業でも、能動的で協同的な学習の場面を取り入れ、生徒の考える力や表現する力を高めていきたいと考えています。

本日(5日)、2時間目、3年A組で第2回目の校内研究授業(佐藤博教教諭)が行われました。教科は数学です。最初に前回の授業の復習をしました。「Aの2乗=Bの2乗ならばA=B」は正しくない(「偽」である)ことを確認したあと、「Aの2乗=Bの2乗で、A>0、B>0ならばA=Bであることを証明する」という課題が出されました。「偽」であることは、「反例」を一つあげるだけで示すことができるのですが、命題が「正しい」ことを示すためには「証明」しなければなりません。
どのような方法で証明していけばいいのかについて、6つの班に分かれて話し合いました。最初はどう考えていったらいいのかわからない生徒が多かったようですが、佐藤先生のヒントを手掛かりに話し合いを続ける中で、しだいに証明の方向性がわかってきたようです。話し合いののち、班ごとに発表しました。一つの証明方法だけでなく、別の証明方法を示した班もあり、とても驚きました。基礎的な内容をしっかりとていねいに抑えながら、応用や発展の場面を豊かに取り入れられた授業構成となっていました。第2回目の校内研究授業も高等学校の先生方も多数、参観に来られていました。

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